麻生徹男軍医に関する記載と謝罪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 05:29 UTC 版)
「千田夏光」の記事における「麻生徹男軍医に関する記載と謝罪」の解説
産婦人科医の天児都は、千田が『従軍慰安婦』において、天児の父で軍医の麻生徹男が論文『花柳病の積極的予防法』に「半島人の内、花柳病の疑いある者は極めて少数なりし」と記述したことが慰安婦の朝鮮人女性の比率を高めることにつながったとしている点について、1996年4月に天児に「朝鮮人女性の比率が高くなったのは麻生論文のためではないということで、ご指摘の通り論文を発表されたのが年のかわってからであったことも明確です。私の記述が誤解をまねき、ご迷惑をかけているとすれば罪は私にあります」と謝罪したとしている。なお、その後も出版元の三一書房と講談社はその部分を改訂しなかった。天児郁の元には、麻生を慰安婦考案者と誤解し、「民族のうらみをはらす」「謝れ」などと娘も含めて罪人扱いする者が大勢訪れたとされる。
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