鹿部駅 (大沼電鉄)とは? わかりやすく解説

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鹿部駅 (大沼電鉄)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/15 14:01 UTC 版)

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鹿部駅*
しかべ
Shikabe
宮の浜 (1.4km)
所在地 北海道渡島支庁茅部郡鹿部村鹿部
(現・(渡島総合振興局)茅部郡鹿部町鹿部)
所属事業者 大沼電鉄
所属路線 大沼電鉄線
キロ程 11.3km(新銚子口起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1948年昭和23年)1月16日
廃止年月日 1952年(昭和27年)12月25日
備考 路線廃止に伴い廃止。
* 1948年に再開業に伴い鹿部温泉駅へ改称後、1949年に再改称。
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鹿部駅(初代)
しかべ
Shikabe
新本別 (1.4km)
所属事業者 大沼電鉄
所属路線 大沼電鉄線
キロ程 17.2km(大沼公園起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1929年(昭和4年)1月31日
廃止年月日 1945年(昭和20年)6月1日
備考 不要不急線指定に伴い廃止。
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鹿部駅(しかべえき)は、かつて北海道渡島支庁(現・渡島総合振興局))茅部郡鹿部村(現・鹿部町)鹿部にあった大沼電鉄廃駅)である。

歴史

1929年(昭和4年)に大沼電鉄の新本別 - 当駅間の延伸開業により終着駅として開業したが、国鉄函館本線新線(通称:砂原線)開通に伴う不要不急線指定により大沼電鉄が全線廃止となり、1945年(昭和20年)に廃止となった。

1948年(昭和23年)に大沼電鉄の新銚子口 - 当駅間の再開業により、駅名を鹿部温泉駅(しかべおんせんえき)へ改称して再度開業した。翌年には国鉄鹿部駅の鷹待駅への改称に伴い鹿部駅に再改称したが、大沼電鉄全線廃止により1952年(昭和27年)に再度廃止となった。

年表

駅構造

1929年(昭和4年)の駒ヶ岳の噴火によって被災した駅舎が1930年(昭和5年)に改築され、駅前には噴水池や温水プールがあった[2]

駅周辺

当駅は鹿部地区の内浦湾岸にほど近い場所にあり、当駅の南側には鹿部温泉があり最寄り駅となっていた。

  • 国道278号
  • 鹿部郵便局
  • 鹿部町立鹿部小学校
  • 鹿部公園

廃止後の現状

当駅跡および路盤跡は住宅地となっている。

その他

1930年(昭和5年)に改築された駅舎が絵葉書となっている[3]

隣の駅

大沼電鉄
大沼電鉄線(戦前)
新本別駅 - 鹿部駅
大沼電鉄線(戦後)
宮の浜駅 - 鹿部駅

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介新潮社2008年5月発行)26,27ページより。
  2. ^ a b 鹿部町の歴史 - 鹿部温泉観光協会
  3. ^ 鹿部停車場庁舎”. Web日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線. 新潮社. 2014年3月17日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年12月15日閲覧。

関連項目

外部リンク




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