鹿沼グループ傘下から休刊へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 22:21 UTC 版)
「栃木新聞」の記事における「鹿沼グループ傘下から休刊へ」の解説
バブル経済時期の1987年、地元の有力企業「鹿沼グループ」(ゴルフ場・不動産事業、2004年民事再生法申請)が経営不振に陥っていた栃木新聞社を買収、度重なる収支改善策を実施した。 しかし、功を奏せず1994年4月1日付で新聞休刊(事実上の廃刊)し倒産、下野新聞が再び唯一の栃木県の県紙となった。なお下野新聞では同日付紙面の第1面で、栃木新聞が廃刊を宣言したことを報じている(トップ記事ではない)。 1994年4月時点で栃木新聞社オーナーだった鹿沼グループの代表は足利銀行の元行員で、当時の同銀行頭取と旧知の間柄であり、買収の際に多額の融資をしている。鹿沼グループを前面に押し立てながらも、実権を握っていたのは足利銀行だった。
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