鶏頂山神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 00:19 UTC 版)
鶏頂山神社(けいちょうざんじんじゃ)は、神亀3年(726年)創建と伝わる道祖猿田彦命を祭祀する社である。山麓である日光市川治温泉高原には里宮が、また鶏頂山山頂には奥宮(本宮)がある。うち奥宮(本宮)には大僧正良寛の高弟である大僧正良縁が日光山の繁栄安定を祈願して登拝した折に建立したと伝わる石製祠があるほか、平成9年に鶏頂山社殿造営奉誌会により社殿が造営されている。平成9年の平成の大造営の折には西口登山口に鳥居も建立されている。里宮は文久3年(1863年)に新栃久保街道の開削により閉鎖となった高原新田宿の村人が新街道沿いの川治温泉に移住した際に鶏頂山神社を勧請して建立したものであるが、もともとそこにあった高原山神社の上に御嶽教が勝手に建てた神社でもあり、鶏頂山が高原山の主峰と言うのもそこら辺の勝手な主張とされている。
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