鴻巣市・吉見町間の旧荒川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/01 18:17 UTC 版)
現河道の右岸側に3 kmほどの旧河道が現在も埋め立てられず河跡湖や河川として残っている。所在地から明秋湖とも、埼玉県道27号東松山鴻巣線を挟んで北から順に明秋・鎌虎・蓮沼とも呼ばれ釣り場として利用されている。 瀬替え以前は和田吉野川の流路であったとされ(利根川東遷事業も参照)、周辺地域では河道が蛇行していたことから水害が頻発していた。そのため、明治後期になり洪水氾濫対策として旧河道を堰き止め、新たに現河道を掘削した。また、流路を寸断するように横堤2本が設置されている。2010年、吉見町では蓮沼新田・高尾新田・久保田新田地域の流路について堤防建設のため一部の埋め立てを求める意見書が町議会で採択された。付近は川幅日本一としても知られている。
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