鯰軕(なまずやま)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 02:05 UTC 版)
現存。1648年建造。別名・道外坊軕。 長さ: 4.91m 幅: 2.45m 高さ: 5.03m 赤い頭巾を被り、金色の瓢箪を持った老人の人形が、踊り狂う大鯰を瓢箪で取り押さえようとするからくりを芸に持つ。これは、室町時代のある高僧が「瓢箪で鯰を押えられるか」と問うたのが題材となっている。また、この問いを画僧の如拙が絵にしたのが国宝「瓢鮎図」である。このからくり芸を模して作ったのが、大垣市の郷土玩具「鯰押え」である。 能からくりの合間、狂言からくりとして仕立てられた軕である。 魚屋町が担当。
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