高嶋哲とは? わかりやすく解説

高嶋哲

(髙嶋哲 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/12 14:32 UTC 版)

たかしま てつ

高嶋 哲
すばるステークス表彰式(2019年1月19日)
生誕 (1934-05-03) 1934年5月3日(90歳)[1][2]
日本 石川県[1]もしくは鹿児島県[2]
出身校 鹿児島県立大口高等学校
職業
肩書き
配偶者 高嶋 祐子[2]
子供 高嶋 航(息子)[2]
テンプレートを表示

高嶋 哲(たかしま てつ、1934年5月3日[1][2] - )は、日本実業家馬主

ディスプレイなどの電子機器などを手掛ける株式会社ナナオ(現・EIZO)の創業者である[2]

経歴

1934年に生まれる[1][2]鹿児島県立大口高等学校を卒業後株式会社村田製作所での勤務を経て、七尾電機株式会社に出向する[1]1968年に羽昨電機株式会社を設立、その後名称変更を経て1973年3月株式会社ナナオとなる[1]2001年6月よりナナオ会長となった[3]2004年6月22日付で退任[4]、その後相談役となるが2006年12月31日をもって同職からも退任している[5]

このほか、ウォーターフロントパーク金沢代表、株式会社クスリのアオキ社外監査役、22世紀環境・文化財団理事長[2]、ざぶん賞実行委員会副会長[2]なども務めた。

略歴

馬主活動

タカシマの勝負服を着用した亀田温心

日本中央競馬会(JRA)および地方競馬全国協会(NAR)に登録する馬主としても知られる。勝負服の柄は黄、緑襷、袖水色二本輪、冠名には「サクセス」を用いるが、冠名のない所有馬もいる。2021年より名義を法人化し、「株式会社タカシマ」の名義で馬主活動を続けている。また妻の祐子(2023年1月22日死去[7])、息子の航も馬主であるが、哲と航は中山馬主協会、祐子は京都馬主協会に所属している[2]

高嶋祐子の勝負服を着用した北村宏司

馬主になったきっかけは、友人から「馬を持ったらおもしろいよ」と所有を勧められていたこと[2]。最初は金沢競馬で馬主となり、のちにJRAの馬主資格を取得した[2]。なお、馬名の名付けは妻に任せているという[2]

所有馬のほとんどは栗東トレーニングセンター厩舎に預託。かつては山内研二厩舎が多かった。

来歴

主な所有馬

GI級競走優勝馬

重賞競走優勝馬

その他の所有馬

  • サクセスリー(2002年牛若丸ジャンプステークス)
  • ヒューマ(2003年橘ステークス、2004年根岸ステークス2着)

妻・祐子の所有馬

重賞競走優勝馬

脚注

注釈

  1. ^ 同社は1979年よりナナオの子会社となる[6]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『電子機器アッセンブルメーカーリスト』[平成元年版] 非上場企業編 上巻 376頁
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『週刊競馬ブック』2008年9月14日号 209-211頁
  3. ^ a b 株式会社ナナオ 有価証券報告書 第36期 ナナオ、2003年6月25日提出 (PDF)
  4. ^ a b 経営機構等の改革(執行役員制度の導入等)ならびに役員の異動(内定)について ナナオ、2004年5月11日 (PDF)
  5. ^ a b 人事に関するお知らせ ナナオ、2006年12月8日 (PDF)
  6. ^ 沿革”. EIZO. 2024年9月24日閲覧。
  7. ^ 「お悔やみ」『心ゆたかに』第56巻第1号、京都馬主協会、2024年1月、103頁。 

参考文献

  • 『電子機器アッセンブルメーカーリスト』[平成元年版] 非上場企業編 上巻(電子経済研究所、1989年10月)
  • 週刊競馬ブック』2008年9月14日号
    • 芦谷有香「芦谷有香のオーナーサロン vol.306 サクセスブロッケンの高嶋 哲氏 インタビュー」




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「高嶋哲」の関連用語

高嶋哲のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



高嶋哲のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの高嶋哲 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS