髙澤酒造場とは? わかりやすく解説

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髙澤酒造場

(高澤酒造場 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/15 08:58 UTC 版)

株式会社髙澤酒造場
種類 株式会社
本社所在地 日本
〒935-0004 
富山県氷見市北大町18-7
業種 食料品
事業内容 日本酒の醸造・販売
代表者 高澤龍一(代表取締役社長)
外部リンク https://ariiso-akebono.jp/
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株式会社髙澤酒造場(たかざわしゅぞうじょう)は、富山県氷見市にある清酒などを製造・販売する日本の酒造メーカーである。『髙』の字が新字体の『高』を使用した『高澤酒造場』と表記されることも多い。

1872年、初代高澤利右ヱ門によって創業された[1]

概要

主力銘柄である『』は、醸造場の裏から見る有磯海岸(富山湾)から昇る美しい日の出の勢いの良さをイメージし、縁起が良いと名付けられた[2]。富山県内の酒造メーカーで唯一、全量槽しぼりという伝統製法で醸造している。また、富山湾から吹きつける自然のあいの風を使って酒米(五百万石、雄山錦、山田錦、富の香など、地元産のものを中心に使用)や蒸米を冷やし、豊富な井戸水を使用して丁寧に仕込んでいる[1]

1999年4月30日に行われた曙太郎の第64代横綱昇進パーティーでは、当酒造場の四斗鏡割り樽が使用された[2]

2024年1月1日に発生した能登半島地震により、昭和初期に建築された米蔵が全壊するなどの被害が出たが、県内外の酒蔵関係者からの支援を受けて同年2月に酒造りが再開された。また、クラウドファウンディングにより、全壊した米蔵も再建された[3]

本社・工場

〒935-0004 富山県氷見市北大町18-7

脚注

  1. ^ a b 有磯曙(saketime、2025年2月8日閲覧)
  2. ^ a b 『北陸再発見シリーズ(10) 北陸酒紀行』(2002年3月25日、北陸電力株式会社企画、橋本確文堂編集・発行)62頁。
  3. ^ 『北日本新聞』2025年8月14日付9面『仲間の支援で酒造り再開』より。

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