高温の準矮星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 21:38 UTC 版)
詳細は「B型準矮星」を参照 準矮星のうちスペクトル型OやBの星に見られるものはextreme horizontal branch star (EHBS)とも呼ばれる。赤色巨星の中心核でヘリウムの核融合が始まる前に外層の水素が失われると準矮星になると考えられている。通常はこのタイミングで外層の散逸が起きることはないが、連星の相互作用によって失われるという研究がある。また、白色矮星同士が衝突・融合した場合にも形成される可能性がある。どちらにしてもスペクトル型G, K, Mの準矮星とは異なった過程で作られるため、主系列星より暗いことを除いて両者に関連はない。 この種の準矮星は白色矮星と比べて明るいので、球状星団や楕円銀河などの古い星の集団が放つ光のうち、高温の光の成分に重要な影響を与えていると考えられている。
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