高山たつ
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たかやま たつ
高山 たつ
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生誕 | 1813年(文化10年)[WEB 1] 江戸深川[1] |
死没 | 1876年(明治9年)7月16日[WEB 1] |
高山 たつ(たかやま たつ、1813年〈文化10年〉 - 1876年〈明治9年〉7月16日[WEB 1])は、女人禁制だった富士山に女性として初めて登頂したとされる人物。
人物
1813年生まれ[2]。富士山信仰の富士講(不二道)の信者である[2]。高山右近の直系であり[2]、江戸深川の鎌倉屋十兵衛の娘であり、尾張藩江戸屋敷において奥女中を勤めた[1]。
天保3年9月26日夜(1832年10月20日[1])、小谷三志をはじめとする男性5名とともに富士登山を決行した[2]。この時期を選んだのは、登山客が少ないことによる[1]。
これが文献上、最古の女性による富士登山記録とされる[1]。
脚注
WEB
書籍
参考文献
- 中日出版本社 編『愛知県著名女性事典』中日出版本社、1994年。ISBN 4-88519-101-7。
- 永井和「女人結界のこえて」『クロノス[時の鳥]』第41巻、京都橘大学 女性歴史文化研究所、2019年3月。
外部リンク
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