騎馬の構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 20:34 UTC 版)
通常4人が一組となり、1人を騎手、3人を騎馬役とする。ただし、5人によって騎馬が編成される場合もある。このときは、騎手の上にもう一人が肩車で乗る形で分離を防ぎ、騎馬の安定性を高める。 騎馬役の1人を騎馬の先頭とし、あとの2人はそれぞれ先頭の斜め後方に位置する。ちょうど三角形のかたちになるが、騎馬役の向きは3人とも同じ進行方向正面。 横に並んだ後方の2人は、それぞれ内側の手を先頭の肩にかける。そして外側の手を、先頭の人の自分よりの手としっかり握り合う。 騎手役は、騎馬役が前後で握り合った手を馬具の鐙(あぶみ)に見なし、後方の2人が先頭の肩に置いた手を鞍(くら)に見立てて、騎乗する。この際に騎手役は、先頭騎馬役の頭に手を置くこともある。
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