馬頭の絵馬市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/17 17:57 UTC 版)
毎年8月1~15日に、山桜神社で開催される絵馬市である。戦後より始められている。 和紙に描いた「紙絵馬」と、板に描いた「板絵馬」の2種類があり、描かれている絵は勢いよく駆ける馬や、背中に財宝を入れた袋をのせた馬などがある。馬の頭の向きが左向きと右向きがあり、家の壁に貼る。玄関などの入り口に頭を奥に向けて張ると祈願が叶うという。名馬の山桜にちなんで、絵馬は1円=1万両の単位で売られる。 牛馬安全、養蚕安全、家内安全、商売繁昌、火の用心、交通安全などにご利益があるという。 馬頭観音を祀った松倉大悲閣(松倉観音)でも「松倉の絵馬市」が開催される。こちらは江戸時代から続く市であり、普段は素玄寺祀られている馬頭観音が松倉大悲閣に戻される期間(8月8日~10日)の開催である。
※この「馬頭の絵馬市」の解説は、「山桜神社」の解説の一部です。
「馬頭の絵馬市」を含む「山桜神社」の記事については、「山桜神社」の概要を参照ください。
- 馬頭の絵馬市のページへのリンク