食い平和形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:32 UTC 版)
門前ではないが平和の形になっているような場合(いわゆる食い平和)に、ロンで和了したときは、本来は副底のみの20符となるはずであるが、例外的に30符として計算するのが一般的である。 食い平和形の例 ロン 一気通貫を副露(1飜)してロンあがりしている。本来ならば上の牌姿は副底のみの20符になるはずだが、これを30符として扱う。 もし原則どおり20符で計算する場合、上例のように1飜しかない場合は子なら700点(親は1000点)となるが、最低点を1000点以上とするために例外的に30符として扱うものと理解されている。 なお、この扱いにより、符の合計が20符となるのは、上記の平和をツモ和了した場合のみとなる(ただし、この場合は少なくとも平和と門前清自摸和が成立するため、必ず2飜以上となる)。 この食い平和形の30符は、具体的な役としては上の例の一気通貫のほか、断么九(食い断ありのルールのみ)、三色同順、混全帯么九、混一色、純全帯么九及び偶然役の河底撈魚、搶槓で適用されうる。清一色も和了形としては食い平和形になりうるが、これは元々満貫以上になる飜数なので符計算の必要はない。
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