飛越上告・跳躍上告
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/07 10:53 UTC 版)
飛越上告(とびこしじょうこく)は民事訴訟法上の用語で、刑事訴訟法上では跳躍上告(ちょうやくじょうこく)と呼ばれる。一部では飛躍上告とも呼ばれ、第一審の終局判決に対して控訴するのではなく直接上告することである。飛越上告が許されるのは、第一審で認められた事件の事実関係について当事者間に争いがなく、法律問題(適用条文の相違、解釈への異論・不服など)についてのみ争いがある場合で、かつ当事者間に飛越上告についての合意がなされている場合に限られる。 第二審を飛び越すことの利点は、迅速な解決による経済的負担の軽減という面が大きい。
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