頭足類の進化の再考
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/06 17:34 UTC 版)
ネクトカリスが頭足類であるならば、頭足類の進化のモデルは再考を迫られることになる。なぜならこれまでは頭足類はオルドビス紀に登場したオウムガイ類(チョッカクガイ)や、その後登場するアンモナイト類など、殻のある頭足類がまず出現し、そこから現生のイカ・タコのように軟体性のグループが進化した、と考えられていたのが、ネクトカリスのような殻をもたない頭足類が殻をもつグループに先行することになるからである。ネクトカリスが本当に頭足類であるかどうかも含め、これらの結論に関しては、今後の研究が待たれる。
※この「頭足類の進化の再考」の解説は、「ネクトカリス」の解説の一部です。
「頭足類の進化の再考」を含む「ネクトカリス」の記事については、「ネクトカリス」の概要を参照ください。
- 頭足類の進化の再考のページへのリンク