頭ならびに腹とは? わかりやすく解説

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頭ならびに腹

作者横光利一

収載図書文豪ナンセンス小説
出版社河出書房新社
刊行年月1987.7
シリーズ名河出文庫

収載図書愛の挨拶馬車純粋小説論
出版社講談社
刊行年月1993.5
シリーズ名講談社文芸文庫

収載図書編年体大正文学全集 第13巻(大正13年)
出版社ゆまに書房
刊行年月2003.1


頭ならびに腹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/18 06:48 UTC 版)

頭ならびに腹』(あたまならびにはら)は、横光利一短編小説掌編小説)。1924年(大正13年)10月に同人雑誌文藝時代』創刊号に掲載され、横光の属する同人が「新感覚派」と命名される大きなきっかけの一つとなった作品である[1]。線路故障で立ち往生する特別急行列車から迂回線に乗り換える乗客たちと、一人そのまま残ったお道化た小僧との対比の一幕を描いた小品。タイトルの意味は、太った「」の紳士につられて迂回線に移動してゆく人々の「」と、小僧の「頭」のことで、人間を擬物的手法で描いている[2]


  1. ^ a b c 「新感覚時代――国語との血戦」(アルバム 1994, pp. 36–47)
  2. ^ a b 橋本 1974
  3. ^ 「解題――頭ならびに腹」(全集1 1981, p. 490)


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