順手炮緩車と1979年の胡栄華の優勝
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1979年9月、胡栄華と傅光明の対局が行われた。これはその年の王者を決める戦いであった。総当たり戦の第8局目であり、2局を残して、傅光明は勝ち点11の首位、胡栄華は勝ち点10の同率2位であり、傅光明は引き分け以上で優勝を決めることができる状況だった。傅光明が初手に中炮を選択した後、胡栄華は2手目に15分以上をかけ、順手炮で応じた。傅光明は最も得意とする五七炮直車平七兵左馬盤河の陣形に構えた一方で、胡栄華は順炮右炮過河緩開車列陣を選択した。胡栄華はこの対局に勝利し、大会でも優勝した。これで10度目の全国チャンピオンとなってことで「十連覇」と称されることとなった。
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