青葉城恋唄とは? わかりやすく解説

青葉城恋唄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/21 03:47 UTC 版)

青葉城恋唄」(あおばじょうこいうた)は、仙台城(青葉城)の城下町を基礎に発展した宮城県仙台市の風景を用いた、星間船一による失恋叙情詩で、さとう宗幸によってイ長調の曲が付けられ歌謡曲となった。


注釈

  1. ^ 杜の都」の部分は、星間の原詞では「青葉城仙台」となっていた。また「季節(とき)はめぐり」の部分について、レコード初版時は「時はめぐり」としていたのを、阿久悠の助言により「季節」に「とき」と読ませる歌詞に変更している。
  2. ^ 前年6月時点で特急は下りだけでも仙台駅に一日あたり24本停車した。同年の大晦日には当曲が一日中流された。
  3. ^ 1978年(昭和53年)当時の東京と仙台との間の移動は、高額な運賃を払って東京国際空港(羽田)〜仙台空港の定期航空便(1982年の東北新幹線開業から3年後の1985年に廃止)に乗るか、最速達電車でも上野〜仙台間が約4時間かかる東北本線に乗るか、岩槻IC築館ICで開通していた東北自動車道東北縦貫自動車道)を高速バスやマイカーで移動する必要があった。
  4. ^ 録音・発売されていないが、元劇団四季所属のミュージカル女優・木村花代が、ボサノヴァ風アレンジの青葉城恋唄をコンサートで歌っている。
  5. ^ 宮城県出身で横浜大洋ホエールズ/横浜ベイスターズシアトル・マリナーズで投手として活躍した佐々木主浩もカラオケ十八番にしていた。
  6. ^ a b 2008年時点で確認されている文献による。
  7. ^ 1984年(昭和59年)閉店。
  8. ^ さとうの『青葉城恋唄』(1978年盤)のレコーディング・ピアニスト。
  9. ^ サザンオールスターズは、さとう宗幸のメジャー・デビューから約1ヶ月半後の1978年(昭和53年)6月25日に『勝手にシンドバッド』(ビクター)でメジャー・デビューしたバンド。『勝手にシンドバッド』は同年10月9日付けオリコン・ランキングで最高位の3位となるが、このときさとうの『青葉城恋唄』は9位だった。
  10. ^ 仙台市にある東北大学の学生だった小田和正を中心に結成。

出典

  1. ^ 『オリコンチャート・ブック:1968-1997』オリコン、1997年、201頁。ISBN 4-87131-041-8
  2. ^ a b c d e f g <さとう宗幸>青葉城恋唄 歌手人生の転機に(河北新報 2017年1月1日)
  3. ^ a b c d e 「うたの旅人 『地方の時代』が追い風に 青葉城恋唄」朝日新聞 be on Saturday 2008年5月31日、p.10。
  4. ^ a b c d 初回放送:2009年8月28日「青葉城恋唄」BS朝日「うたの旅人」)
  5. ^ さとう宗幸『青葉城恋唄』わずか1カ所の修正で作詩大賞に光文社「Smart FLASH」芸能・女子アナ 2016年9月2日)
  6. ^ a b c 「のぞみ」Vol.387 (PDF) (社団法人仙台青年会議所 広報誌 2009年4月)
  7. ^ a b 語っていいとも! 第11回ゲスト・さとう宗幸「仙八先生の教え子たちが還暦祝いをしてくれて。これもドラマチックなんです」週プレNEWS 2015年10月4日)
  8. ^ 仙台駅を発着した東北本線優等列車 (PDF) (東北大学鉄道研究会)
  9. ^ 2014年3月ダイヤ改正について (PDF) (東日本旅客鉄道 2013年12月20日)
  10. ^ 喜早哲『日本の美しい歌―ダークダックスの半世紀』、新潮社、2007年、158頁。ISBN 9784103048510
  11. ^ 喜早哲、前掲書161頁。
  12. ^ a b c d 宮城)仙台駅発車メロディー、一新 青葉城恋唄は新幹線(朝日新聞 2016年7月15日)
  13. ^ a b c d <仙台駅>発車メロディー新幹線27年ぶり変更河北新報 2016年6月30日)
  14. ^ さとう宗幸が地元宮城の仙台育英夏初V祝福「東北に新しい光を注いでくれました。心から感動」日刊スポーツ 2022年8月22日)
  15. ^ a b 『「杜の都・仙台」の原風景 -樹木を育てた城下町-』(大崎八幡宮 仙台・江戸学 実行委員会)
  16. ^ 公害市民憲章(仙台市)
  17. ^ 『流行歌「ミス・仙台」〜郷土・仙台の近現代史散歩〜』(著者:石澤友隆 著、発行所:河北新報出版センター、発行日:2005年11月1日 ISBN 4-87341-196-3) p.94-p.175
  18. ^ 研究レポート「東京の年の活性化と都市文化」 ファッションと文化の街 -東京の繁華街その系譜- (PDF) (財団法人ハイライフ研究所)
  19. ^ 【第03回】昭和46年(1971)(清野徹 著、「昭和流行語グラフィティ 第三巻 昭和44年~昭和64年」、マイナビ出版 2013年3月6日 出版)
  20. ^ 自分史の"ネタ帳"づくりのための資料 流行語(諏訪書房)
  21. ^ a b c d e f さとう宗幸(さとう音楽事務所)
  22. ^ a b c d e JR仙台駅(ご当地駅メロディー資料館 - イベント企画メロディー)
  23. ^ 『I LOVE YOU -now & forever- 完全本』P74,75,114,115 ビクターエンタテインメント、2013年
  24. ^ サザン、宮城で復活ツアー完走 35万人動員(ORICON STYLE 2013年9月23日)
  25. ^ Penta Tonic - Score download(アーカイブ版)
  26. ^ 石原裕次郎、渡 哲也がカラオケを楽しむプライベート音源が奇跡のCD化!発売から早くも通販サイトで1位となるなど大反響!、PRTIMES(株式会社テイチクエンタテインメント)、2019年7月17日 15時56分。


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