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青海石(Ohmilite)

新潟県西頸城群青海町橋立
Sr3TiSi4O12(OH).2H2O　画像の幅約１．２ｃｍ、４ｍｍ

新潟県の青海で発見された珍しいストロンチウムの鉱物です。
画像中央部に写っている淡桃色繊維状の部分が青海石です。

新潟県西頸城群青海町橋立
Sr2Ba2(Na,Fe²⁺)2Ti2Si8O24(O,OH)2.H2O/Sr3(Ti,Fe³⁺)(Si2O6)2(O,OH).2-3H2O　画像の幅約５ｍｍ

画面中央の黄色い部分がストロンチウム斜方ジョアキン石（奴奈川石）、周辺の針状結晶が青海石です。
両方この産地で発見された日本産の新鉱物です。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/09/22 23:06 UTC 版)

青海石（おうみせき、 Ohmilite）は、1973年に発表された日本産新鉱物で、新潟大学の岩石学者小松正幸などにより新潟県の青海地域から発見された^[1]。化学組成はSr₃TiSi₄O₁₂(OH)・2H₂Oで、単斜晶系。1974年に国際鉱物学連合の委員会により、青海石（Ohmilite）の名称で承認された。名称は発見地の地域名による。

^ Komatsu, M. et al. (1973): A new strontium-titanium hydrous silicate mineral from Ohmi, Niigta Prefecture, central Japan. Mineral. Jour., 7, 298-301.

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