青年の樹 (1977年の映画)とは? わかりやすく解説

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青年の樹 (1977年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/02 05:09 UTC 版)

青年の樹
監督 西村潔
脚本 大和屋竺
原作 石原慎太郎
出演者 三浦友和
製作会社 東宝映画
配給 東宝
公開 1977年4月29日[1]
上映時間 94分
製作国 日本
言語 日本語
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青年の樹』(せいねんのき)は、1977年(昭和52年)4月29日に公開された日本青春映画。製作は東宝映画。配給は東宝。カラー[1][2]

概要

週刊明星1959年(昭和34年)7月号 - 1960年(昭和35年)5月号にて連載された、石原慎太郎による同名小説[3]を原作とした2度目の映画化であり、前回の映画『青年の樹』では主人公石原裕次郎が演じた。また1961年にはTBSがテレビドラマ化、勝呂誉が主演した。本作では三浦友和が演じる[4]

大学入学をきっかけに、青年が人生の痛みを知りながらも、熱い正義感を持ち成長していく様を恋愛やスポーツ、友情を通して描く[1]

なお、前作の主人公はヤクザ組長の息子(和久武馬)という設定であったが[5][6]、本作で和久の名は宏に変更され、新たな主人公(坂木武馬)の学友といった位置付けになっている[1]

あらすじ

がむしゃらな性格で正義感の強い青年である坂木武馬は、東大の入学式に向かう途中チンピラと喧嘩をして、ぼろぼろの服のまま入学式の記念撮影におさまった[7]

奇妙な大学デビューをはたした武馬のクラスには、汚職の舞台となった料亭・川北の女将の娘で、素晴らしい美貌を持つ山形明子、ヤクザの組長であった父が殺され、跡目の問題で悩んでいた和久宏、武馬が高校時代にラグビーライバルであった杉達也などがいた[7]

武馬は持ち前の負けん気と正義感で、困っている仲間たちを助けるために奮闘するが、疑獄事件やヤクザの抗争を発端とした悲劇を目の当たりにしながら、ふたたびラグビーに打ち込み、若いエネルギーを燃やす[7]

キャスト

[1]

スタッフ

[1]

同時上映

若い人

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f 青年の樹(1977)”. Movie Walker. 2016年6月27日閲覧。
  2. ^ 青年の樹(せいねんのき) - 資料室”. 東宝WEB SITE. 2016年6月27日閲覧。
  3. ^ 石原文学書目一覧”. 石原慎太郎公式サイト. 2021年10月22日閲覧。
  4. ^ 青年の樹〈1977年〉”. ぴあ映画生活. 2016年6月27日閲覧。
  5. ^ 青年の樹 - 映画”. 日活. 2016年6月27日閲覧。
  6. ^ 青年の樹(1960)”. Movie Walker. 2016年6月27日閲覧。
  7. ^ a b c 青年の樹(1977)とは - 映画情報”. Weblio辞書. 2016年6月27日閲覧。

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