電気かんな
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 02:42 UTC 版)
電動モーターを動力源とした電動式のかんなである。回転刃をそなえた可搬式の製品と備え付け式の工作機械に別れ、工作機械は更に固定刃の上で材料を動力で移動させ切削する超仕上げかんなと、回転刃の上で材料を移動させて切削するかんな盤に分類される。工作機械には材料の2〜4面を一度に切削できる機械も存在する。回転刃は刃先のみを使い捨て、又は再研磨のために交換できるものが多く、その刃幅は100 mm - 600 mm程度と様々である。可搬式の電気かんなは平らな台を持つ製品と反り台の製品があり、必ず機械を押し出して切削するように設計されている。回転刃で切削するため材料表面は波のような形に切削される。そのため完全な平面が必要とされる加工には、電気カンナでの切削後サンドペーパーや鉋、超仕上げかんなでの二次加工が必要となる。
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