電子合成方式キーボードの使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 19:17 UTC 版)
「シンフォニック・ロック」の記事における「電子合成方式キーボードの使用」の解説
上記のメロトロンやサンプラーと異なり、管弦楽の音を電子的に作成している楽器(シンセサイザー/ストリングアンサンブル等)を使用している例は無数にあり、以下が代表的な例。 バンド名使用した作品例特記事項レッド・ツェッペリン イン・スルー・ジ・アウト・ドア ヤマハGX-1が何曲かで使用されている。 ELP ELP四部作 「庶民のファンファーレ」でヤマハGX-1が使用されている。 ELO ディスカバリー及びそれ以降 同アルバムではストリングスのレギュラー・メンバーがいなくなり(セッションプレイヤーに降格)、代ってシンセサイザーによるストリングスが大きく導入される様になった。 カンサス 永遠の序曲、暗黒への曳航 この時期のカンサスにはレギュラーのヴァイオリン・プレイヤーが在籍しており、キーボードによるシンセサイザー演奏と組み合わせる事で独特のシンフォニック・サウンドを構築していた。 ボストン ウォーク・オン 当初ボストンはシンセサイザーを使わないバンドとされていたが、同作でストリングアンサンブルの音を使用した為「No Synthesizers」のクレジットが外され、代わりにクレジットには「Well, No-body's perfect!」と表示された。
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