院内幹事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 07:48 UTC 版)
庶民院(下院)及び貴族院(上院)の両院には、政府院内幹事 (Government whips) が置かれる。下院及び上院における政府院内幹事長は、しばしば野党の院内幹事との協議において、政府議事の日程を取り決める。 政府院内幹事 政府院内幹事は全員が閣外相の扱いを受ける。また、下院の政府院内幹事長 (Government Chief Whip) は閣内相であり、大蔵政務次官 (Parliamentary Secretary to the Treasury) を兼ねる。 院内幹事の役割 政府院内幹事と野党院内幹事の責務は、予定される議事をそれぞれの所属議員に周知すること、及び自らが所属する政党の議員が重要な表決の際に造反しないよう、根回しを行うこと、等である。下院の院内幹事は、一般的に議会の討論の間は、発言しない。一方、上院の院内幹事は、各省庁を代表して議会で発言することがある。
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