關帝廟とは? わかりやすく解説

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かんてい‐びょう〔クワンテイベウ〕【関帝×廟】

読み方:かんていびょう

関羽祭った廟。中国各地にある。武神財神として広く信仰された。

関帝廟の画像
関帝廟の正門

関帝廟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/09 10:22 UTC 版)

関帝廟(かんていびょう)は、関帝関羽関聖帝君・関帝聖君)を祀る孔子を祀る孔子廟(文廟)に対比させて、武廟(ぶびょう)とも呼ぶ場合もある。

概要

関帝廟の本殿は中央に関羽を祭り、右側に小説『三国志演義』で養子の関平(史実では実子)、左側に同じく『演義』に登場する配下の武将周倉の二神をそれぞれ祭っている。

関羽は、信義や義侠心に厚い武将として名高くまた『演義』での普浄の逸話などから、民衆によって様々な伝承や信仰が産まれ、信仰を高め、また後の王朝によって神格化されていった。その関羽を祭ったほこらが関帝廟の始まりである。

また、関羽は(塩湖で知られた解県の出身である為)塩の密売に関わっていたという民間伝承があり、義に厚いとされる事から商売の神として祭られた。この事に起因して、そろばんの発明をしたという俗説まで生まれた。そのため世界中に華僑が散らばっていったときに、商売が繁盛する様にとその居住区に関帝廟を立てた。そのため世界中の中華街などで関帝廟を見ることが出来る。

各地の関帝廟

中国大陸

解州関帝廟(中国・山西省)

関羽の出身地である河東・解県(山西省運城市塩湖区解州鎮)にある解州関帝廟は、中国でも規模の大きな関帝廟として知られる。

韓国

ベトナム

ベトナム、キエンザン省ラックザーの関帝廟

ベトナム語では Chùa Quan Đế(𫴶関帝)、またはMiếu Quan Đế(廟関帝)と呼ばれ各地に存在する。

マレーシア

台湾

日本

出典

  1. ^ 韓国旅行情報「コネスト」 - 東廟”. 2015年9月9日閲覧。
  2. ^ citypassguide - ギア・アン・ホイ・クアン寺”. 2015年9月9日閲覧。
  3. ^ JTBトラベルメンバー - 関帝廟(Guan Dai Miew)”. 2015年9月9日閲覧。

関連項目

外部リンク


関帝廟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 06:23 UTC 版)

サタスペ」の記事における「関帝廟」の解説

中華街信仰の中心地。常ににぎわっており、祭りの際は人でごった返す

※この「関帝廟」の解説は、「サタスペ」の解説の一部です。
「関帝廟」を含む「サタスペ」の記事については、「サタスペ」の概要を参照ください。

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