長者ヶ原廃寺跡と浄土思想
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伽藍配置などからも奥州藤原氏の祖先の安倍氏が建立されたと考えられている。 技法は、本堂跡と南門跡は中心軸でそろえられており、その延長線上に中尊寺の丘陵の最も標高が高い部分に到達している。本堂と南門に標高差が1mあり、南門が視界をさえぎらない工夫がされている。東側には視界を遮ることなく束稲山を望むような設計である。 安倍氏滅亡後は奥州藤原氏の祖先崇拝、あるいは浄土思想の対象として長者ヶ原廃寺跡が生きていた遺跡と考えられている。
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