長島幸佑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/21 01:08 UTC 版)
千葉ロッテマリーンズ #132 | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 栃木県塩谷郡氏家町(現:さくら市) |
生年月日 | 2002年7月5日(23歳) |
身長 体重 |
187 cm 92 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2024年 育成選手ドラフト3位 |
年俸 | 300万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
|
|
この表について
|
長島 幸佑(ながしま こうすけ、2002年7月5日 - )は、栃木県塩谷郡氏家町(現:さくら市)出身[2]のプロ野球選手(投手・育成選手)。右投右打。千葉ロッテマリーンズ所属。
経歴
プロ入り前
さくら市立氏家中学校時代は硬式野球の『栃木さくらボーイズ』でプレーした[3]。
佐野日本大学高校では2年夏ごろから球速が大幅に向上し、2年秋はエースナンバーを背負い、県大会では自己最速の143km/hを計測したが[2]、青藍泰斗との準決勝で敗退[4]。その後は新型コロナウイルスの影響で部活動の自粛を余儀なくされ、寮を離れて自宅で過ごすよう指示され、自主練習の時間を十分に確保するのも難しい状況で、本人は「環境のせいにしてはいけない。自分の甘さが出てしまって、努力が足りなかった」と当時を振り返り、3年時の球速は140km/h前後で停滞した[2]。3年夏も新型コロナウイルスの影響で甲子園大会およびその出場権を懸けた地方大会が中止となり、独自代替大会[注 1](栃木)では負けなしのベスト8で閉幕した[6]。
富士大学へ進学し、トレーニングに励んで球速が向上したものの、2年時は右肘を痛めて棒に振った[2]。3年時からリーグ戦に出場したが[7]、制球難で3年春も3年秋も1試合(いずれも1/3回)の登板に終わった[2]。4年春のリーグ戦では3登板のうち1試合で先発[8]、4年秋のリーグ戦では6登板のうち2試合で先発[9][10]と4年時は先発でも結果を残した[2]。
2024年10月24日に開催されたドラフト会議にて、千葉ロッテマリーンズから育成3位指名を受けた[11][注 2]。11月27日には支度金300万円・年俸300万円(金額はいずれも推定)で契約を締結[1]。12月4日に新入団選手発表会が行われ、背番号は132と発表された[13]。
選手としての特徴
187cmの長身から投げ下ろす角度のあるストレートとスプリットが持ち味[7][14]。アマチュア時代の最速はストレートが152km/h[11]、スプリットが139km/h[14]。
詳細情報
背番号
- 132(2025年[13] - )
脚注
注釈
出典
- ^ a b 「千葉ロッテから育成3位で指名された長島幸佑選手が契約結ぶ 花巻市」『IBC岩手放送』2024年11月27日。2024年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月4日閲覧。
- ^ a b c d e f 「富士大・長島幸佑 コロナ禍でつかみ損ねたチャンス、4年越しにこじ開けたプロへの扉」『4years.』2024年11月21日。2024年12月4日閲覧。
- ^ 「長島 幸佑」『栃木さくらボーイズ』。2024年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月4日閲覧。
- ^ 「【試合結果】青藍泰斗―佐野日大(準決勝) - 第72回秋季栃木大会」『スポーツブル』。2024年12月4日閲覧。
- ^ 「栃木)県独自野球試合、8強までにトーナメントに変更」『朝日新聞デジタル』2020年6月25日。2024年12月4日閲覧。
- ^ 「高校野球栃木独自大会 作新学院の強力打線炸裂 8強決まり閉幕」『産経新聞』2020年8月4日。2024年12月4日閲覧。
- ^ a b 「長島 幸佑」『TBSテレビ』。2024年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月4日閲覧。
- ^ 「05月12日 春季1部リーグ 富士大学対八戸学院大学 2回戦 2024年度北東北大学野球1部春季リーグ戦」『北東北大学野球連盟』。2024年12月4日閲覧。
- ^ 「09月08日 秋季1部リーグ ノースアジア大学対富士大学 2回戦 2024年度北東北大学野球1部秋季リーグ戦」『北東北大学野球連盟』。2024年12月4日閲覧。
- ^ 「09月15日 秋季1部リーグ 富士大学対八戸学院大学 2回戦 2024年度北東北大学野球1部秋季リーグ戦」『北東北大学野球連盟』。2024年12月4日閲覧。
- ^ a b 「ドラフト指名6人の富士大学(岩手)同一チームで過去最多 オリックス1位に麦谷、広島2位に佐藤など」『FNNプライムオンライン』2024年10月25日。2024年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月4日閲覧。
- ^ 「ドラフト史上最多6人指名の富士大学とは?山川穂高ら輩出した岩手の雄」『SPAIA』2024年10月25日。2024年12月4日閲覧。
- ^ a b 「【ロッテ】西川史礁6、宮崎竜成44、一條力真41、坂井遼62など/新入団選手背番号」『日刊スポーツ』2024年12月4日。2024年12月4日閲覧。
- ^ a b 「【ロッテ】育成3位・富士大の最速152キロ右腕・長島幸佑が目指す千賀超え“お化けフォーク”」『スポーツ報知』2024年11月7日。2024年12月4日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 長島幸佑 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手名鑑 - 千葉ロッテマリーンズ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 長島幸佑のページへのリンク