長島乙吉
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長島 乙吉（ながしま おときち、1890年（明治23年）9月2日 - 1969年（昭和44年）12月4日）は、日本のアマチュア鉱物研究者。専門的な教育は受けなかったが、神保小虎、和田維四郎、巨智部忠承ら先覚者の愛顧を受け、また、全国各地を踏査して鉱物を採集して知識を身に付けた。採集した鉱物を研究者に提供したり、産出地に案内することにより、学界に貢献した。アマチュア鉱物研究家の草分けで「鉱物趣味の父」「アマチュア鉱物学の父」と称されている[1][2]。
- ^ a b c d 櫻井欽一. “悼 長島乙吉君”. 日本地質学会. 2016年4月16日閲覧。
- ^ a b c 中津川市鉱物博物館 「第4回企画展図録 長島鉱物コレクション展-希元素鉱物への探求-」 2000年, p.32
- ^ a b c d 櫻井欽一 「我が師を語る」 『蟇石庵塵語：父母を語る その他』 1972年, pp.63-65
- ^ a b c d 荻野義雄『飯盛里安博士97年の生涯』中津川市鉱物博物館、2003年。
- ^ a b c d e f g h i j 橋本悦雄『ペグマタイトの記憶』石川町立歴史民俗資料館、2013年。
- ^ a b 長島乙吉 「回顧録」『薬石の研究』 1962年 p.24
- ^ a b c 飯盛里安 「稀元素の想い出」 『学術月報』 日本学術振興会、Vol.26, No.5, 1973年
- ^ a b c d 飯盛里安「あの頃の思い出」『地学研究・長島乙吉先生追悼特集号』第21巻第11.12号、日本地学研究会、1970年。
- ^ 飯盛武夫 「東部北鮮の黒モナズ石に就て」 『理化学研究所彙報』 第20輯 第12号 pp.1052 - 1155 1941年
- ^ 畑晋、飯盛武夫 「朝鮮丹陽面及び赤裳面産コルンブ石」 『理化学研究所彙報』 第17輯 第9号 pp.642 - 643 1938年
- ^ 畑晋、飯盛武夫 「朝鮮に於ける新産ニオブタンタル鑛物」 『理化学研究所彙報』 第21輯 第11号 pp.1160 - 1162 1942年
- ^ a b 『昭和史の天皇 4・日本の原爆』読売新聞社、1968年、150頁。
- ^ 中井敏夫 「東洋産含稀元素鑛石の化學的研究(其三十五)滿洲國海城縣産ユークセン石に就て」 『日本化學會誌』 第60巻 4号 1939 pp.377 - 381
- ^ 飯盛里安「稀元素とその研究」『化学の領域』第8巻第11号、南江堂、1954年、 693頁。
- ^ 飯盛里安 「分析化学その他の昔話」 『ぶんせき』 No. 6, 1975, p.402
- ^ 「敗戦とともに葬られた2号研究の顛末 その(1)」Researcher 研究と開発 No.14, 1970年11月号
- ^ a b 飯盛里安 「故河合良成会長追悼 (9)・青年の意気に終始した河合君」 『小松社報』 1972年7月号
- ^ 畑晋（はたすすむ）「飯盛研究室の思い出」 『理研OB会会報』 第14号 1982年
- ^ 飯盛里安 「放射能一夕話」鉱物と地質 日本鑛物趣味の会 Vol.8, 1948年 pp.83 - 84
- ^ 長島乙吉 「鉱物探査と木地盆」 『我等の鉱物』 第10巻 No. 1, 1941, pp.34 - 35
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