鏡が存在しない世界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 00:15 UTC 版)
「もしもボックス」の記事における「鏡が存在しない世界」の解説
初出は、1980年度てれびくん3月号「かがみのない世界」。てんとう虫コミックス27巻に収録。 自分のパッとしない顔に自信が持てないのび太が「鏡さえなければ誰も自分の顔を知らず、傷つくこともうぬぼれることもないはずだ」という思いからこの道具を使用し「誰も自分の顔を見たことがない世界」にした。その世界では鏡はおろかガラスや水たまりなど反射するものに人の姿が映らない。その為、化粧や髭剃りをするのも困難であり、車の運転をする時にミラーで確認する事も出来ない。人を写すカメラも存在せず、似顔絵が自分の顔を知る唯一の方法である為、元の世界でのカメラ屋はこっちの世界では似顔絵屋になっている。また、自分の素顔も知らない為、自分が美人だと思う者(ジャイアンなど)がおり、スネ夫は美人ではない女の子の顔を描く際、出まかせで嘘の顔(美化した姿)を描いている。ドラえもんとのび太は鏡を出して周りの反応を楽しんでいたが、それが誤解によりとんでもない事件の引き金となったため、元の世界に戻すことになった。
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