ぎんせんか (銀銭花)



●地中海の東部沿岸地方が原産です。今ではアジアやアフリカの温帯・熱帯地域それにアメリカの東部に帰化しています。わが国へは江戸時代に観賞用として渡来しましたが、一部に野生化したものがわずかに残っているそうです。高さは30~60センチくらいになり、葉は浅く3裂し「すいか(西瓜)」に似ています。7月ごろから秋まで、クリーム色または淡い黄色の花を咲かせます。中心部は暗い紫色です。別名で、「ちょうろそう(朝露草)」とも呼ばれ、朝に開いた花は昼ごろには閉じてしまいます。
●アオイ科フヨウ属の一年草で、学名は Hibiscus trionum。英名は Flower of an hour, Bladder ketmia。
銀銭花
固有名詞の分類
- 銀銭花のページへのリンク