金木山弥一郎とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 金木山弥一郎の意味・解説 

金木山弥一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/07 15:24 UTC 版)

金木山 弥一郎(かなぎやま やいちろう 1870年10月22日(明治3年9月28日) - 1945年(昭和20年)1月12日)は、明治時代の大相撲力士。本名:藤山(のち岡村)吉蔵。

最高位幕下43枚目。

略歴

越中国礪波郡高波村出身。1892年雷部屋に入門。 横綱梅ヶ谷の同時期の入門で、のちに付け人となる。1894年1月高木山吉三で序ノ口

1896年5月三段目で白猫弥市。その後は三段目が長く、1902年1月金木山に。1905年1月幕下に昇進。1907年1月三段目に落ち、1911年6月幕下復帰を最後に40歳で引退、年寄鏡山静太夫を襲名する。年寄としては雷部屋の番頭格であった。[1]のち雷部屋が消滅し、力士たちは四散する。その後八角部屋(元関脇・大鳴門)や中川部屋(元幕内・鬼鹿毛)を引き継いだ武蔵川部屋(元幕下・鴨緑江)の力士をまとめて、1932年10月から鏡山部屋経営を始め、番神山三熊山の二人が幕内に昇進している。その後新十両を決めた信濃川が徴兵から帰還しないうちに1944年11月限り高齢のため部屋を閉じ、1945年1月12日死去、享年76。

出典

  1. ^ 「年寄名跡の代々 鏡山代々の巻」 月刊相撲 1990年12月号 ベースボール・マガジン社

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「金木山弥一郎」の関連用語

金木山弥一郎のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



金木山弥一郎のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの金木山弥一郎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS