金地院 (東京都港区)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/21 02:24 UTC 版)
| 金地院 | |
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金地院の入口
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| 所在地 | 東京都港区芝公園三丁目5番4号 |
| 位置 | 北緯35度39分34秒 東経139度44分46秒 / 北緯35.65944度 東経139.74611度座標: 北緯35度39分34秒 東経139度44分46秒 / 北緯35.65944度 東経139.74611度 |
| 山号 | 勝林山 |
| 宗派 | 臨済宗南禅寺派 |
| 本尊 | 聖観世音菩薩 |
| 創建年 | 元和2年（1619年） |
| 開山 | 以心崇伝 |
| 開基 | 徳川家康 |
| 札所等 | 江戸三十三観音札所 第28番 東京三十三観音霊場 第5番 |
| 法人番号 | 7010405001305 |
金地院（こんちいん）は、東京都港区にある臨済宗南禅寺派の寺院。
歴史
1619年（元和2年）に開山された。以心崇伝は南禅寺の僧侶で徳川家康の政治顧問を務めていた。そのため、江戸における拠点として与えられたのが当院の由来である。以心崇伝は京都では南禅寺塔頭の金地院を居所としており、江戸での居所も「金地院」と称した。そのため、以心崇伝は別名「金地院崇伝」ともいう[1]。
これまで当院は江戸城内に置かれていたが、以心崇伝の死後の1638年（寛永15年）に現在地に移転した。江戸時代の当院は独立性が高く、現在でいうところの「臨済宗系単立寺院」であったが、明治になり、関係の深かった南禅寺に属することになった[2]。
1945年(昭和20年)の東京大空襲にて本堂が焼失し、1956年(昭和31年)に再建された。
交通アクセス
- 赤羽橋駅より徒歩5分。
脚注
参考文献
- 東京市芝区 編『芝区誌』東京市芝区、1938年
- 山折哲雄 監修、槇野修 著『江戸東京の寺社609を歩く 山の手・西郊編（PHP新書）』PHP研究所、2011年
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関連
一柳直興 - 金地院を菩提寺としている。
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