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重松徳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 15:20 UTC 版)

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重松 徳(しげまつ めぐみ、1927年 - 1992年9月24日)は、日本の鉄道実業家。

来歴

福岡県糸島郡に生まれる[1]満州国新京(現在の長春市)の建国大学に入学。1945年、建国大学生として敗戦を迎える[2]

1950年3月、愛知大学法学部を卒業し、京阪電気鉄道に入社[1]。京阪電鉄では労務開発関係などを担当、くずはローズタウンの開発計画にも携わった[1]。また、重松自身も大阪府枚方市内に在住した[3]。1967年、京阪タクシーの社長に就任、同社の再建を果たす[1]

以後、琵琶湖汽船取締役社長(1975年8月)、京阪電気鉄道常務取締役(1979年)、琵琶湖ホテル取締役社長(1981年)、京阪電鉄専務取締役(1985年6月)をそれぞれ歴任した[1]京阪グループ外では滋賀県観光審議会会長などを務めたほか、米国ミシガン州との国際交流にも携わり、1984年6月10日には同州ランシング・コミュニティ・カレッジ英語版の国際学教授にも任命された[1]。現在、同カレッジには「シゲマツ・メモリアル・ガーデン[4]」がある。

1992年9月24日午前6時42分、呼吸不全のため死去[3]。享年65歳[3]。同年10月、従五位勲三等瑞宝章が授与された[5]

脚注

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  1. ^ a b c d e f 『軌跡 琵琶湖汽船100年史』琵琶湖汽船、1987年、112ページ。
  2. ^ 「重松徳社長 米から研修生招き軍縮講義(人きのうきょう)」『朝日新聞』、1989年9月6日。
  3. ^ a b c 「重松徳氏死去」『朝日新聞』、1992年9月25日。
  4. ^ Shigematsu Memorial Garden - ランシング・コミュニティカレッジ
  5. ^ 「叙位叙勲(6日)」『朝日新聞』、1992年10月8日。



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