遠野かまどとの比較
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/05 22:36 UTC 版)
「Kamado Jiko」の記事における「遠野かまどとの比較」の解説
次に、岸田袈裟が手本にした《遠野かまど》(改良かまど)とKamado Jikoとの比較をしてみる。参考までに「ウマガマ(馬釜)」との比較もする。これによって設計上、何を継承しており、何を変更したかが判るであろう。 「改良かまど」とは、1950年代に遠野で台所用に用いられていた<かまど>の呼び名であり、かつて岸田袈裟の実家の台所にも改良かまどがあった。そのかけ口のひとつにはお湯専用の釜が載せられ、湯をひしゃくで汲んで使う、という生活を営んでいた。なおKamado Jiko が「改良かまど」であるというのは、“アフリカ用に改良したかまど” という意味ではなく、遠野で「改良かまど」と呼ばれていた台所用のかまどを、アフリカ現地の粘土や石を利用して製作した、という意味である。 「ウマガマ(馬釜)」とは、人と馬が共に住む曲り家の土間にある土製の大釜のことで、岸田袈裟の生家も曲り家であり、ウマガマがあった。 項目ウマガマ(馬釜)遠野の改良かまどアフリカの Kamado Jiko材料 粘土 レンガ、タイル、セメント レンガ、粘土、石 焚口 1 2 1 鍋のかけ口 1 2 3 形状 半球 直方体 直方体
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