造酒正とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 造酒正の意味・解説 

造酒司

(造酒正 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/10 23:31 UTC 版)

平城宮造酒司 井戸跡
平安宮造酒司 倉庫跡

造酒司(みきのつかさ/さけのつかさ)は、律令制の下で置かれた役所宮内省の被官。

概要

主な職務はなどの醸造をつかさどった。四等官は正(かみ)、佑(じょう)、令史(さかん)が1名ずつおかれ次官(すけ)に相当する職は置かれなかった。その他、酒部(さかべ)、使部などが置かれた。また、酒などを醸造するための酒殿(さかどの)が設置され、別当、弁などの職が置かれていた。

なお『延喜式神名帳によれば、延長5年(927年)頃の造酒司には大宮売神社4座・酒殿神社2座(酒弥豆男神・酒弥豆女神)の2社6座が祀られていた(「宮中・京中の式内社一覧」参照)。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「造酒正」の関連用語

造酒正のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



造酒正のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの造酒司 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS