速度と距離の検出方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/10 15:02 UTC 版)
「サイクルコンピュータ」の記事における「速度と距離の検出方式」の解説
前輪または後輪のスポークに磁石を設置し、速度センサーにより単位時間当たりの検出数(=磁石の通過数)で回転数を得る、または検出の時間間隔で単位時間当たりの回転数を得る。得られた回転数とタイヤ周長(タイヤが一回転して進行する距離)を係数として速度が導かれる。走行距離はタイヤ周長に回転回数を乗じた数である。自転車には種々のホイール直径、タイヤがあり、タイヤ周長は設置する自転車に応じて使用者が設定する。 前輪で検出する方式が一般的だが、固定式ローラー台と呼ばれる練習機器では前輪が回転しないため、この練習機器を用い検出するには後輪で検出するタイプ、または後輪の回転を輪軸とベルトで前輪に伝えて前後とも回転させる「三本ローラー」のローラー台が用いられる。
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