退役と晩年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/06 08:13 UTC 版)
「ロバート・キングスミル」の記事における「退役と晩年」の解説
キングスミルはその後も基地の運営に努め、1799年2月14日、青色大将に昇進した。キングスミルは早くも1798年の2月には、海軍卿のスペンサー伯ジョージ・スペンサーに退役を願い出ていたが、その申し出がやっと聞き入れられたのは、1800年も終わりに向かう頃だった。彼は正式に引退し、アラン・ガードナーが後を引き継いだ。 1800年11月24日、キングスミルは長年の軍人生活への感謝として、ジョージ3世から準男爵に叙せられた。退役後はシドモントンで暮らし、1805年に75歳でそこで没した。それまでに60年近い海軍士官の生活をしており、4つの主だった戦争に参戦していた。キングスミルには子供がおらず、準男爵の爵位は甥のロバートが継いだまた、同時期に任務に就いていた者同士として、キングスミルとホレーショ・ネルソンは親友となり、1805年10月21日の、トラファルガーの海戦でのネルソンの死までその友情は続いた。
※この「退役と晩年」の解説は、「ロバート・キングスミル」の解説の一部です。
「退役と晩年」を含む「ロバート・キングスミル」の記事については、「ロバート・キングスミル」の概要を参照ください。
- 退役と晩年のページへのリンク