追星とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 自然科学 > 宇宙 > > 追星の意味・解説 

おい‐ぼし〔おひ‐〕【追(い)星】

読み方:おいぼし

コイ・サケなどの魚類生殖期に、雄の頭部やひれに現れる多くの白い円錐(えんすい)形の小突起


追星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/20 23:42 UTC 版)

追星が出現したニゴイ
追星が出現したワキンの雄。胸ビレ前縁とエラブタ、目の周りに出現している白いポツポツが追星

追星(おいぼし)は、産卵期の魚体に現れる白色の瘤状小突起物。皮細胞が異常に肥大・増成した二次性徴であり、性ホルモン分泌によって促進される。雌雄の区別がしやすい部分の一つ。見られる場所は、頭部、背、胸鰭尻鰭など様々。追星のうち、表面が角質層で覆われたものを真珠器又は繁殖粒と呼ばれ、瘤状突起の中心に硬い骨質物を備えたものを接触器という。

追い星の機能は種類によって異なる。産卵のために、巣やテリトリーをつくるものでは、侵入者に体をぶつけ、追い星で傷を与えて追いやる効果がある。また、雄が雌を突いて性的刺激を大きくする。

追星と白点病によって生じる白い斑点は鑑別が必要である(よく似ている)。金魚の場合、追星が出る場所は産卵期のオスの胸ヒレ前縁とエラブタなど頭部で、尾ヒレや体には追星は出ない[1]

出典

  1. ^ 松沢陽士『はじめて金魚と暮らす人の本』2011年、学習研究社、p.170 GoogleBook

外部リンク




追星と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「追星」の関連用語

追星のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



追星のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの追星 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS