近藤るるるとは? わかりやすく解説

近藤るるる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/30 12:58 UTC 版)

近藤 るるる(こんどう るるる)は、日本漫画家高知県生まれ、徳島県宮崎県育ち[1]。男性。主に『週刊ファミ通』等のゲーム雑誌にて、ゲームネタを絡めた漫画を描いている。

略歴

第1回ファミ通マンガ大賞入選作「愛の砂嵐」にてデビュー、『ファミコン通信』1990年第26号に掲載される。1995年から2011年まで『週刊ファミ通』で、作品は変わりながらも長年連載を続けていた。

ペンネームは大学時代の先輩に勝手に命名された[1]。『コミックビーム』の前身である『月刊アスキーコミック』で『ハイパーあんな』を連載していた時期、同じく連載をしていた島本和彦が、近藤のペンネームをもじって「島本ららら和彦」というペンネームを使用していたこともあった。

可愛らしい筆名、作風、一言コメントのためか、昔は「近藤るるるは女である」という説が流布していた。また本人も女を装って、『コミックビーム』1996年3月号の付録「バレンタイン特典・女性作家のキスマークシール」に、自身のキスマークを公開した事がある[2]。一方で、桜玉吉の漫画『しあわせのかたち』では、男性であることが明言されていたが、元々ネタ要素の強い作品のため、却って男性であることを信じなくなった者も少なくなかった。

うえやまとちアシスタントをしていた。自身は和六里ハル等をアシスタントとして抱えていた。カラー原稿を描くのが大の苦手だという。

漫画の特徴

『ファミ通』に連載されている一連の作品群は、意図的に何かしらの共通した世界観を持つように描かれている。例えば、『あんな』の主人公たちが通う学校へ『タカマル』の主人公一行が足を運んだり、『タカマル』のキャラクターである蓮沼が『テラオ』の主要人物として登場する。

前述の通り女性に間違えられるほどのかわいらしい絵柄に反して、作中では登場人物が過激な暴力を受ける場面が度々描かれている。

作品リスト

ファンブック

画集

その他

アシスタント

脚注

出典

  1. ^ a b 近藤るるる プロフィール”. 近藤るるる オフィシャルウェブサイト. 2021年6月3日閲覧。
  2. ^ ちょっと(アレ)レアなものたち”. 近藤るるるセンセをたたえるファンのページ. 2010年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年12月6日閲覧。
  3. ^ “宇河弘樹の近未来デリバリーアクションが開幕、近藤るるるのアート×バトルな新連載も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月29日). https://natalie.mu/comic/news/451438 2022年7月29日閲覧。 
  4. ^ 愛猫を生き返らせたい…! 女子小学生×お遍路の旅、新連載「おへんろちゃん」”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年7月30日). 2025年5月30日閲覧。
  5. ^ 「おへんろちゃん!」愛猫を生き返らせたい女子小学生がお遍路をすることに”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年5月30日). 2025年5月30日閲覧。
  6. ^ おへんろちゃん! 第1巻( 近藤るるる )”. 少年画報社. 2025年5月30日閲覧。

関連項目

外部リンク





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