近似する毒草
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 15:09 UTC 版)
自生するセリは、小川のそばや水田周辺の水路沿いなどで見られるが、大型で姿かたちがよく似ている毒草のドクゼリとの区別に配慮が必要である。セリと同じような場所に生えるため、特に春先の若芽はセリと間違いやすい。ドクゼリは地下茎が緑色で太いタケノコ状の節があり、横に這わず、セリ独特の芳香がないのに対し、セリは白いひげ根があるで区別できる。 キツネノボタンもセリと同じような場所に生育する毒草である。根生葉のときにセリと間違いやすい。 ドクニンジンは、ニンジンにも似たヨーロッパ原産のセリ科有毒植物で、日本には関東地方から中国地方の範囲に帰化しており、草原に生えている。個々の小葉だけを取ると似ているので間違えるおそれがある。
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