近代の正統性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 02:53 UTC 版)
「ハンス・ブルーメンベルク」の記事における「近代の正統性」の解説
1966年に出版されたブルーメンベルクの主著。レーヴィットやカール・シュミットらによる「世俗化」論への批判から、「近代」という時代の独自性を、中世からの延長として解消することなく、「自己主張」と「理論的好奇心」という枠組みにおいて把握した。中世から近代への時代転換の局面においてブルーメンベルクがとりわけ注目するのは、ジョルダーノ・ブルーノとニコラウス・クザーヌスの業績であり、彼らの間に横たわる微妙な離隔である。
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