近い仲間との見分け方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/14 01:42 UTC 版)
「イトヒキテンジクダイ」の記事における「近い仲間との見分け方」の解説
近い仲間としてモモイロテンジクダイがいる。本種とは良く混泳していることが確認されている(それ以外の種とも混泳することはある)。本種とモモイロテンジクダイは観賞用として入荷するが、良くこの2種をイトヒキテンジクダイとして販売されている。あまり区別されていないようだが、最近は別々に区別されて販売されるようになった。この2種はマニラ便で入荷される。話が長くなったが、この2種の見分け方は容易である。 イトヒキテンジクダイ 幼魚は体高が低く、半透明な体で、ブルーのラインも目立たず、見分けが難しい。 本種には尾びれの付け根に黒点がない。 成魚は体高が高く、ブルーのラインが目立ち美しい。第2背びれが伸びる。 成魚の個体は見分けやすい。 モモイロテンジクダイ 成魚になっても体高は高くならない。 尾びれの付け根に黒点がある。 地味な色。うすい桃色になるが、半透明。 全体的に地味である。第2背びれは普通で変化なし。 この2種は似ているが、成魚はまったく異なる姿をしている。人によっては、スカシテンジクダイにモモイロテンジクダイが似ているとも言われるが、これらが混泳している記録は無い。どうやら、この2種は別々に棲み分けしていると思われる。しかし、イトヒキテンジクダイとモモイロテンジクダイは棲み分けなどをせず、同じ環境に混泳している。
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