軌道上昇噴射
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/12 08:38 UTC 版)
「プログレスM-07M」の記事における「軌道上昇噴射」の解説
M-07MはISSの軌道上昇のためのマニューバに3回利用された。最初は、プログレスの8つの高度制御スラスタを使い、2010年9月15日に行われた。9月25日のソユーズTMA-18のドッキング解除と降着、2010年10月10日のソユーズTMA-01Mのドッキング解除のため、9時4分(UTC)にエンジンに点火され、526秒間噴射を行い、高度を2km上昇させて356kmの位置に到達した。 2度目の軌道上昇はプログレスM-08Mのドッキングの準備として、10月20日19時41分(UTC)に行われた。228.7秒のマニューバで、近地点で350.7km、遠地点で375.7kmの軌道に到達した。プログレスM-08Mは10月27日に打ち上げられ2日後正常にドッキングした。 3度目の軌道上昇は12月22日に行われ、再び8つのスラスターを利用して軌道を上昇させた。2011年1月28日に打ち上げられるプログレスM-09Mの到達とSTS-133でのスペースシャトルディスカバリーのドッキングの準備として、マニューバで4.2km上昇し、352.9kmの軌道に到達した。
※この「軌道上昇噴射」の解説は、「プログレスM-07M」の解説の一部です。
「軌道上昇噴射」を含む「プログレスM-07M」の記事については、「プログレスM-07M」の概要を参照ください。
- 軌道上昇噴射のページへのリンク