軌道上環境観測ペイロード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 11:09 UTC 版)
「千里眼2号」の記事における「軌道上環境観測ペイロード」の解説
軌道上環境観測ペイロードは気象観測ペイロードと合わせて搭載されており、太陽嵐や放射線環境、無線通信などを24時間監視する役割を果たしている。慶煕大学で開発されたKSEM (Korean Space Environment Monitor) が搭載されており、粒子検出器と磁力計、衛星帯電モニタで構成されている。粒子検出器は、地球磁場に捕捉された100keV - 2MeVのエネルギーを持つ粒子を検出するもので、3個設置されている。2つ設置された磁力計は地球磁場の変化を測定するし、衛星帯電モニタは高エネルギー粒子により衛星に蓄積した電荷を監視する。
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