蹄の不安
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 05:42 UTC 版)
マンハッタンカフェの蹄は、皿のように薄くて平べったい蹄であった。それが4歳になった頃状態が悪化、小島やスタッフを悩まし続けた。4歳初戦の日経賞 ではその影響もあって6着に敗れている。次走の天皇賞(春)を前に小島太は、マスコミとの接触を意識的に避けるなど、不可解な行動の連続であった。小島太はこの時のマンハッタンカフェに関して、「蹄やトウ骨の状態が思わしくなく、回避するか否かをずっと悩んでいた。中途半端な状態で走らせるわけにはいかないから、それでマスコミとの接触を意識的に避けた。元々蹄が薄い馬で、実はかなり前の段階から蟻洞(ぎどう:ツメに穴が開く病気)できて、装蹄師も苦労した。自分としては菊花賞、有馬記念を勝って満足だったが正当な評価をされなかった。その悔しさから、問題を抱えているのを承知で無理を強いたかもしれない。我慢して期待に応えてくれた」 と語っている。
※この「蹄の不安」の解説は、「マンハッタンカフェ」の解説の一部です。
「蹄の不安」を含む「マンハッタンカフェ」の記事については、「マンハッタンカフェ」の概要を参照ください。
- 蹄の不安のページへのリンク