越智文雄 (文学者)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/16 06:19 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動越智 文雄(おち ふみお、1910年 - 2003年1月26日[1][2][3])は、日本の英文学者。元同志社女子大学学長[1][3]。イングランドの詩人ジョン・ミルトンを専門とし、日本ミルトン・センター(日本ミルトン協会の前身)の設立者である[4]。愛媛県出身[1]。同志社大学英文科卒業[5]。
平井正穂は、越智の1953年の著作『ミルトン研究』を日本におけるミルトン研究史の「一つ重要な指標」と評価した[6]。
孫の越智敏裕は弁護士・上智大学教授であり、「赤神諒」のペンネームで活動する小説家でもある[7]。
著書
- 『わがミルトン探訪 : 研究と随想』シオン出版社、1986年
- 『同志社栄光館より学びしもの : 女子大学生へのメッセージ集』シオン出版社、1983年
- 『ミルトン論考』南雲堂、1959年
- 『ミルトン研究』同志社大学出版部、1953年
出典
- ^ a b c “越智文雄氏死去/元同志社女子大学長、英文学”. 四国新聞. (2003年1月28日)
- ^ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/00063304
- ^ a b 人物物故大年表日本人編II(1946-2004) p.880
- ^ “IMS 10 東京大会” (PDF). ミルトン協会会報Web版. (2013) .
- ^ “キリスト教文化センター │京都 同志社大学”. www.christian-center.jp. 2020年6月19日閲覧。
- ^ 平井正穂「越智文雄「ミルトン研究」, 同志杜大学出版部, 1953, \550(批評紹介)」『英文学研究』第31巻第1号、1954年、 128-129頁、 doi:10.20759/elsjp.31.1_128。
- ^ “赤神 諒さん: 関弁連がゆく | 関東弁護士会連合会”. www.kanto-ba.org. 2020年6月19日閲覧。
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