赤松りかこ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/09 14:44 UTC 版)
赤松 りかこ (あかまつ りかこ) |
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誕生 | 1977年6月??日![]() |
職業 | 小説家、獣医師 |
言語 | 日本語 |
活動期間 | 2023年 - |
ジャンル | 小説 |
主な受賞歴 | 新潮新人賞(2023年) |
デビュー作 | 「シャーマンと爆弾男」(2023年) |
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赤松 りかこ(あかまつ りかこ、1977年6月 - )は、日本の小説家、獣医師。東京都世田谷区生まれ、在住。日本大学第二高等学校卒業[2]。
人物・経歴
獣医大学卒業後、臨床獣医師として勤める。2023年、「シャーマンと爆弾男」で第55回新潮新人賞を受賞してデビュー[3]。2024年、初の作品集『グレイスは死んだのか』が刊行される。
18歳で初めて読んだ大江健三郎に強く影響を受け、中でも『洪水はわが魂に及び』をこれまで何度も読み返す。他によく読む作家としてJ・M・クッツェー、目取真俊、辺見庸、魯迅、石牟礼道子の名を挙げている[1]。
作品リスト
単行本
単行本未収録
- エッセイ・書評
- 「小説に生きる」 - 『文學界』2024年1月号
- 「ここへ届き、また差し出す」(大江健三郎『親密な手紙』書評) - 『新潮』2024年2月号
- 「わたしは「心臓」を知らない」(小山田浩子『ものごころ』書評) - 『新潮』2025年5月号
脚注
- ^ a b “第55回新潮新人賞 受賞者インタビュー シャーマンを現代の東京に呼ぶ”. 新潮社. 2024年8月3日閲覧。
- ^ “新潮新人賞・赤松りかこさん 大江健三郎の新作がもう出ない世界を生きるために”. 好書好日 (2023年12月1日). 2024年8月3日閲覧。
- ^ “第55回新潮新人賞”. 朝日新聞. (2023年10月25日) 2024年8月3日閲覧。
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