資源の効率化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 03:50 UTC 版)
一台のサーバ上に複数のオペレーティングシステム (OS) を走らせる仮想化技術は従来から存在していた。例えば、ハイパーバイザ型のHyper-Vやホスト型のVirtualBox等である。仮想化の本来の目的は、一台のハードウエア内に出来る限り多くのサーバー用アプリケーションを実行する事である[要出典]が、上記種類の仮想化では仮想環境毎にOSを丸ごとインストールする必要があり、アプリケーションに必要のないサービスやファイルまで伴っていた。これは資源(resource)の浪費であった。 アプリケーションとは直接関係の無いライブラリやデータは仮想環境内で共有する事が望ましかった。これを実現するのがコンテナ型の仮想化である。実際にDockerは、ホストOSのカーネルを共有する。それぞれの仮想環境はDockerコンテナと呼ばれ、一台のサーバ上でそれぞれが隔離される事で複数のインスタンスが動作しているように見える。
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