貨物輸送の転換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 02:04 UTC 版)
貨物輸送におけるモーダルシフトは、貨物トラックによる輸送を内航船輸送や鉄道輸送に切り替えることを言う。 カーフェリーを利用してトラックそのものを航送する「モーダルシフト」も、数多く利用されている。鉄道に比べて速達性には劣るが、単にトラック輸送するよりも単位輸送量が大きく、トラックごと運ぶため荷の積み替えの時間と手間がかからないのが特徴である。 日本貨物鉄道(JR貨物)では、2004年3月13日から大阪・東京間でM250系貨物電車を導入し列車の高速化を図ったほか、従来貨物船同様に時間がかかっていた駅でのコンテナ積み替えを、貨物駅をE&S方式へ改良することで、更なる時間短縮を実現している。輸送サービスの即時性が特に求められるジャストインタイム生産システムを採用している製造業や、宅配便での鉄道貨物輸送の大規模な採用例もある。
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