豊川市民俗資料館とは? わかりやすく解説

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豊川市民俗資料館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/17 04:14 UTC 版)

豊川市民俗資料館
愛知県内の位置
施設情報
前身 一宮町郷土資料館
専門分野 歴史民俗資料
事業主体 豊川市
開館 1974年昭和49年)
閉館 2018年平成30年)3月31日
所在地 441-1231
愛知県豊川市一宮町豊70番地
位置 北緯34度51分24.9秒 東経137度25分26.9秒 / 北緯34.856917度 東経137.424139度 / 34.856917; 137.424139座標: 北緯34度51分24.9秒 東経137度25分26.9秒 / 北緯34.856917度 東経137.424139度 / 34.856917; 137.424139
外部リンク 豊川市民俗資料館
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豊川市民俗資料館(とよかわしみんぞくしりょうかん)は、愛知県豊川市一宮町にあった郷土資料館1974年昭和49年)に開館し、2018年平成30年)3月31日をもって閉館した[1]

沿革

宝飯郡一宮町で発掘された資料や、町に寄贈された民俗資料などを保管・展示するために、1967年(昭和42年)一宮町立一宮東部小学校の2教室を用いて郷土資料室が設置された[2]。より町民が見学しやすくするため、1974年(昭和49年)に一宮町役場が新築された際に、建物の一角に一宮町郷土資料館(いちのみやちょうきょうどしりょうかん)が開館した[2]2006年平成18年)2月1日に一宮市が豊川市に編入合併された際に、豊川市民俗資料館に改称している。

展示

豊川市民俗資料館は民俗資料の収集・整理・公開を目的とする施設であり、4,000点を超える民俗資料を収蔵している[3]養蚕関係用具、明治初年の氏子札、国府産をはじめとする三河土人形、砥鹿神社の宮司でもある国学者・草鹿砥宣隆の著作『祭典略祭文例附』、一宮町にあった私塾・宝山学校で使用された教本などがある[3]。2階展示室には寛政年間(1789年 - 1801年)に金沢町に建てられた釜屋式建物「佐久間家」の一部を移築復元している[2][3]。かつて釜屋式建物(釜屋造)は豊川流域と天竜川流域に見られたが、現在はほとんど見かけられなくなった[3]

利用案内

  • 入館料:無料
  • 開館時間:9時から17時
  • 休館日:月曜、火曜、年末年始
  • アクセス:JR飯田線 三河一宮駅から徒歩で約20分、または豊鉄バス「一宮総合庁舎前」バス停から徒歩で約1分。

脚注

  1. ^ 豊川市民俗資料館閉館について(民俗資料館は平成30年3月31日に閉館しました) 豊川市、2018年4月1日(2018年10月30日閲覧)
  2. ^ a b c 一宮町誌編纂委員会『一宮町誌』一宮町、1976年、pp.1039-1040.
  3. ^ a b c d 豊川市民俗資料館 豊川市

外部リンク




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