豆酘埼灯台とは? わかりやすく解説

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豆酘埼灯台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/15 06:19 UTC 版)

豆酘埼灯台
豆酘埼灯台初代(手前)と2代目(山の上)
航路標識番号
[国際標識番号]
6001 [F5038]
位置 北緯34度06分14.6秒 東経129度10分06.7秒 / 北緯34.104056度 東経129.168528度 / 34.104056; 129.168528座標: 北緯34度06分14.6秒 東経129度10分06.7秒 / 北緯34.104056度 東経129.168528度 / 34.104056; 129.168528
所在地 長崎県対馬市厳原町豆酘
灯質 単閃白光 毎10秒に1閃光
実効光度 970,000 cd
光達距離 25.5海里(約47km)
塔高 19 m (地上 - 塔頂)
初点灯 1909年9月1日
管轄 海上保安庁
第七管区海上保安本部
対馬海上保安部
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豆酘埼灯台(つつさきとうだい)は、長崎県対馬市の南西端に位置する豆酘崎の沖合約1.2キロメートルにある[1]、岩礁群のほぼ最先端のミョー瀬上に、1909年建設された灯台である[2]

もともと白黒の縞模様に塗装されていたが、1934年に白一色に塗り替えられ、1979年、標柱となってからの2013年にも白色に塗り直された[3]

保守管理の作業に危険を伴うことや光力増大の要望があったことから、1987年3月、豆酘崎砲台の観測所があった現在の場所(尾崎山)に移設[2]され、当初からの灯塔は、豆酘埼灯台から照射灯の副標として照らされている。

歴史

初代
無筋コンクリート造り[4]。2代目が設置されてからは、ミョー瀬照射灯副標として、現在も航路標識として利用されている[2]
2020年に上部が一部破損し、海面から頂部までの高さが23メートル[1]から21メートルになった[5]
2代
1987年3月、豆酘崎砲台の観測所があった現在の場所に設置[6]された。照射灯を併設し、電球はキセノンランプの青白い光が初代灯台を照らしている。

脚注

  1. ^ a b 野口毅,藤岡洋保『Lighthouse すくっと明治の灯台64基』バナナブックス〈World Architecture〉、2015年。ISBN 9784902930320 85頁
  2. ^ a b c 灯台150周年 対馬の灯台紹介” (PDF). 対馬海上保安部 (2021年9月4日). 2021年9月4日閲覧。
  3. ^ 『旧豆酘埼灯台 塗装完了 対馬 34年ぶり真新しい白一色』読売新聞社 西部本社朝刊 長崎、2013年11月28日、31頁。 
  4. ^ 不動まゆう『愛しの灯台100』書肆侃侃房〈KanKanTrip Japan 9〉、2021年。 ISBN 9784863854376 174頁
  5. ^ 『海上保安庁告示第38号.官報.2020年12月4日』(レポート)。
  6. ^ 「対馬砲台あるき放題〜対馬要塞まるわかりガイドブック〜」の配布について | エヌの世界 対馬のマニアック情報サイト”. エヌの世界 対馬のマニアック情報サイト (2012年5月16日). 2023年7月30日閲覧。

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